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- 価格の安い業者に頼もうと思っている

なんといっても予算は気になるところです。
しかしここに大きな落とし穴があるのも事実です。
知り合いだから、大手リフォーム会社だからといって
安心してはいけません!
弊社の過去にあった事例で
価格だけで業者を選ぶことがいかに危険かをご説明いたします。
この事例は、近所の知り合いの塗装をメインとした業者に外壁塗装をしてもらって、
半年くらいたったころから塗装がはがれ始めたようです。
その後毎年補修に来てもらうようになってしまったとのことでした。

弊社で調査したところ、問題が数点浮かび上がってきました。
外壁の工法と雨漏れの問題、中に水分があるのは確実でした。
これは、外壁材の内部に入った水分が外に出ようとして起きた現象で、
構造的な問題によっておこります。
しかし、剥がれが起きている場所が増築したバルコニーの下に
限定されていることから雨漏れも疑いました。
赤外線カメラで調査したところ、
雨漏りがあるということは確認的なものとなりました。
その後、雨漏りの原因を特定し、内部の腐食した箇所、外壁を品確法で定められている工法で修復しました。
※品確法は、正式には「住宅の品質確保に促進等に関する法律」といい、
住宅取得者が良質な住まいを安心して手に入れることができるための法律として
平成12年4月1日に施行されたものです。
目先の安さだけで業者を選んでしまうと、
適切な工事がされずに、かえって余分な費用を払うことに
なってしまいます。

築年数が浅く、新築時にしっかりとした施工をしていれば、価格も安くおさえられます。
しかし、築10年以上の建物で劣化状況を適切な診断していくと、
価格的には安く収まらないことも現実としてあります。
なぜなら、10年以上雨にさらされ、太陽の紫外線をあびた建物や品確法が制定された2000年1月以前の建物には、かなりの確率で何かしらの不具合が出てきており、
その不具合の再発を防ぐための処置が必要となるからです。
それをふまえた上で、慎重にご検討ください。